■ レグルス・クァルテット in 鶴見 サルビアホール (2025-4-28)
鶴見区民文化センター サルビアホールに行ってきた。2025-4-28 (月)
[Salvia-hall Quartet Series]と題するシリーズが開催されていた
本日の出演は、レグルスクァルテット。
曲目は フランス近代を代表する作曲家3人の弦楽四重奏曲である。フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルの3人
この3人はいずれも弦楽四重奏曲については1曲しかつくっていない。作曲時期はフォーレは最晩年、
ドビュッシーとラヴェルは、ほとんどデビュー作とも言える初期作品だ。
<それぞれの作曲時期>
◆フォーレ 1924年(79歳)
◆ドビュッシー 1893年(31歳)
◆ラヴェル 1903年(28歳)
フォーレの作品は、どうなのだろう枯淡の趣が強い。ドビューシーについては、弦楽四重奏の枠を脱しようとする、新しい試みを感じる。
やはり、ラヴェルの弦楽四重奏曲に完成度の高さを感じる。
ガラスのグラスを連想させるような透明感があり、精密に組み立てられた工業製品のようだ。
レグルス・クァルテットの演奏もこれに応える高い演奏力で応えていましたね!
ホールの音響特性について。四重奏の最強音で、やや飽和するような感覚があった。エア・ボリュームがもっと必要なのかな?
<プログラム>
フォーレ:弦楽四重奏曲
ドビュッシー:弦楽四重奏曲
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
◇アンコール ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章