■ 都響 定期演奏会 第1021回 Bシリーズ               (2025-5-18)

サントリーホールに出向いた 2025-5-16(金)
ショスタコーヴィチ没後50年記念とのこと。

冒頭のペンデレツキの《広島の犠牲者に捧げる哀歌》(1960年)、弦楽合奏か。
さすがに厳粛な雰囲気を醸す。「微分音を駆使したトーンクラスター」と解説にあるが、まったく理解できなかった。

ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番。ピアニストは、赤と黒のくっきりした衣装で登場。
曲想にあわせて、もっと小規模なオケでの演奏を聞きたかったですね。
   <アンコール>  ショスタコーヴィチ:「24の前奏曲」から「第10番」

後半はメインの交響曲第5番!指揮者は暗譜、身体を大きく使った指揮ぶりである。都響も全力での熱演。
第2楽章はもっとすっきりした演奏を期待しましたが。
それにしても、指揮者はポーランド出身ですか?ソ連賛歌のこの曲を一生懸命に振る姿には感じるところがあります。

指揮:クシシュトフ・ウルバンスキ
ピアノ:アンナ・ツィブレヴァ
管弦楽:東京都交響楽団

<プログラム>
ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 op.102
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47






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