■ 都響 第1023回 定期演奏会Bシリーズ
2025-7-4 サントリー・ホール
本日の都響定期、指揮者・ピアニストともに女性、なかなか興味深い。
曲目はそれぞれポピュラリティのあるもの。
P席からはやはり、ピアノは蓋を開くと聞きにくいですね。
細かいニュアンスが伝わってきません。
アリス=紗良・オットさんのピアノはダイナミック。
第2楽章はしっとりと引きつけます。
ときにオケを振り向いて「私についてきて」と言わんばかり。
マーラ-の《巨人》、カリーナ・カネラキスさんの指揮は生真面目なスタイルではなかったでしょうか。折り目正しい指揮ぶりでした。
フィナーレの迫力も十分!
<プログラム>
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
(アンコール) ペルト:《アリーナのために》
マーラー:交響曲第1番ニ長調《巨人》
<出演>
指揮:カリーナ・カネラキス
ピアノ:アリス=紗良・オット
管弦楽:東京都交響楽団(コンサートマスター 水谷晃)