■ ラフマニノフ:交響曲第2番



横浜市大管弦楽団第45回定期演奏会
横浜みなとみらいホール 大ホール 2014.12.24(水)

いまアマチュア・オーケストラでは、ラフマニノフの交響曲第2番が一番人気のようである。今日のみなとみらいホールのメイン・プログラムもこれだ。会場入口でもらったチラシでも、ほかのアマ・オケの2つの演奏会で、このラフマニノフが取り上げられていましたね!

この現象は、いまアマ・オケは団員のほとんどを女性が占めていることに、原因があるののではないかな。女性団員のリクエストが集中するのだろう。この曲には、哀愁をこめた甘美なメロディーがたっぷり出てくる。特に第3楽章は、その頂点です。どこかのテレビ局でドラマに使われて人気が出たとかの話も耳にしたような。


本日の演奏会、前半は、バラキレフとグラズノフの珍しい曲。いずれも初耳であった。いかにもロシアの広い大地を思わせるようなスケールの大きい曲だ。グラズノフのは、さすがにバレエ音楽だけにリズミックな要素も豊富。

メインのラフマニノフの交響曲。大人数の楽員がステージにぎっしり、熱演でした。座席位置の関係でヴァイオリン弾きぶりがよくわかりました。
3年生の卒業公演でもあるとの紹介がありました。ヴァイオリン奏者の男性に涙が見られたような。

<プログラム>
バラキレフ:3つのロシアの主題による序曲第1番
グラズノフ:バレエ音楽《ライモンダ》組曲
ラフマニノフ:交響曲第2番

指揮:角田鋼亮


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