■ 帆船模型 サンタ・マリア号 (2017.1.8)

コロンブスの航海でなじみの深い帆船「サンタマリア号」の模型キットを組み立てた。本格的な帆船模型にはほど遠いが、入門用としてはかなり楽しめるもの。竜骨の工作などもあるので帆船の構造が理解できる。慎重に作業したので、2日間で4時間ほど要した。説明書には150-180Minutes To Completeとある。
ハートアートコレクション社の輸入品で、「3D立体パズル(世界遺産と大きな建築物)」のシリーズの一つ。Amazonなどでは2千円前後で手にいれることができる

キットはMadein China。A4の日本語の説明書(1枚)が入っているが注意事項を書いただけのもの。組み立ては中国語の説明書・図面を読み進めて行う。図面に従って、部品を原紙から切り離して船体やマスト群をブロックごとにつくり、最後に全体を組み上げる。切り込み精度が高く工作は容易。
ハサミ、のり不要とあるが、ブロックごとに要所に瞬間接着剤を使用すると、しっかりと組み上がる。素材はスチレンペーパーに印刷したもののようだ。完成すると、小口のスチレンの白色が目立つので、茶色などを塗りたくなる。

サンタマリア号は、1492年のコロンブスの航海で旗艦として使用された。キャラック型の帆船で、3本マスト――フォア、メイン、ミズン、それぞれに大きな帆が1枚。フォアとメインの帆は四角。ミズン(後マスト)の帆は三角で、ラティーン・セールと呼ばれるもの。船首のバウスプリット(bowsprit やりだし)に 小さな四角帆を付けている。メインマストにも小さなトップセール。









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